ともに生きる明日コンサート 合唱劇「カネト」 豊橋・豊川公演

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第2部 合唱劇「カネト」

M1.プロローグ〜生命あふれる大地
その昔 空と陸のつながる北海道は 生命あふれる大地でした

ムックリの力強い響きで幕を開けました。
幕が上がった時、立っている人たちを見ただけで感動して涙が出たという感想も頂きました(^^)

M2.少年
ゆっくりと春を運ぶ石狩川の流れに 輝くひとみ映して少年は走る

少年カネトと少年金次郎、豊橋公演では女の子のコンビ、豊川公演では男の子のコンビでした。
女の子はいじめられた時の繊細な感情がよく表れ、男の子は酋長の息子としてのカネトがよく表れていました。
ダブルキャストとしてのおもしろさですね。

M3.どこまでも
ダダダダダダダダ シュ シュー ダダダダダダダダ シュ シュー

カネトは少年時代、陸蒸気を見る事によって、測量士になる夢を抱きます。
陸蒸気の力強さとカネトに芽生えた夢、一つの歌の中で二つの事を表現しました。
M4.ひとりぼっち
ひとりぼっちが友達なんて悲しいから 君の隣に居てもいいだろ

カネトはアイヌというだけで和人の子ども達からいじめられます。
学校の縁の下に逃げ込み、泣きながらクモに話しかけます。
演出の田中さんが子ども達一人一人に役割をと、クモの巣を持って歌いました。
これが結構大変でしたが、本番ではバッチリ!でした(^^)

M5.フクロウ
銀のしずく 降る降る まわりに 金のしずく 降る降る まわりに
知里幸恵さんの詩も加わった、この曲!アイヌの守り神、しまフクロウが優しく見守っています。

M6.アイヌは人間
ほんとうに人間らしい人間 それがアイヌという言葉の意味だ

カネトのおじいさん、モノクテがいじめられて帰ってきたカネトを待っていました。
モノクテ役の小嶋さんはとってもすてきな声で、モノクテにピッタリでした。
いるだけで風格があり、モノクテの強さ、優しさが心にジーンとしみました。
M7.測量人夫
もらった日給は十五銭 同じ人夫でも和人は二十五銭

測量人夫になったカネト。心ははずみ、どんな険しい所でも先頭に立って進んでいきます。
しかし、どんなに働いても日給は和人の半分…
測量機材であるトランシットは、足は本物でしたが、上は手作り。日曜大工の得意な合唱団のお父さんが創ってくれました(^^)

M8.勉強
灯りを吹き消されても カネトはくじけない

悔しさをバネにカネトは勉強に勉強を重ねます。
男声合唱の見せ所!柔らかな声、力強い声、とてもステキなコーラスでした。

M9.いつも先頭に
いつも俺は鉄道測量隊の先頭に立っている この地にくまなく鉄道をひくために

この歌から、少年カネトから主演の鳴海さんバトンタッチ!鳴海さんは思い出を語っていた老人カネトから、若い頃のカネトへ。

M10.線路がない歌
ここから北は線路がない 険しい崖が続く六十七キロメートル

カネトは三河川合から天竜峡までの測量を引き受ける事になります。
一番最初に作曲された、カネトのテーマソング!
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