第16回奥三河芸能祭プレイベント 合唱劇「カネト」 新城公演

HOME過去の公演合唱劇「カネト」 新城公演 > 第1部 講演 飯田線のあれこれ 「乗って遊ぼう飯田線」 ( 1 | 2 | 3

第1部 講演 飯田線のあれこれ 「乗って遊ぼう飯田線」
皆さま、本日は「合唱劇カネト新城公演」にお越しくださいまして、本当にありがとうございました。
今回第1部におきまして、飯田線の魅力について説いてもらいたい、ということで、講演を仰せつかりました、水野宏史と申します。
どうぞ、よろしくお願いします。

私は「魅力発見・飯田線」という、飯田線を題材としたホームページを開いておりまして、それをきっかけに今回第2部で公演される「カネト合唱団」の皆さまも含め、飯田線の沿線で地域活動に取り組む大勢の方と知り合うことができました。

こうしたご縁もございまして、本日この「新城市奥三河芸能祭プレイベント・合唱劇カネト新城公演」という貴重な場において、大勢の皆さまを前に講演をさせていただく機会を得ることができました。大変ありがたいことと思います。

私自身、このような大勢の方がいらっしゃる前での講演、というものは人生史上初めてでして、非常に緊張していますけど、なんとか最後までお聞きいただければ、と思います。
また、後方に飯田線の写真を流しますので、こちらで沿線の雰囲気を多少なりとも感じ取りながら聞いていただければ、と思います。

さて、今回のタイトルですけれども、プログラム等でもごらんの通り、「乗って遊ぼう飯田線」という表現なんですが、実に不謹慎だ、と思われる方もいらっしゃることと思われます。
常日頃、私が唱えている言葉ですが、元は何かと言いますと、今から十数年前、まだ国鉄というものがあった頃、〜「JR飯田線」ではなくて「国鉄飯田線」と称した頃〜に、ずいぶんと経営状況が悪化していて、各地でローカル線の廃止が相次いでいた時期でもあるのですが、沿線各地に「乗って残そう○○線」という看板が建っていたんですね。

飯田線でもご多分に漏れず、「乗って残そう飯田線」というスローガンが沿線各地に建っていたのですが、それを勝手にパロディにしてしまったのが、「乗って残そう飯田線」ならぬ「乗って遊ぼう飯田線」でして、真面目な鉄道存続運動をしている人から見れば、怒られてしまうかもしれません。

けれども、実際問題として、普段電車に乗らない人に対して、「残すために乗ろう」と言っても、自分の意志からによるものではないだけに、それじゃぁ乗ってみるか、という気にはなかなかならないのではないかと思うんですね。

そこで「乗って遊ぼう飯田線」とは、あくまでも他人から強制されたり、日常利用として仕方なく電車を利用するだけはなく、休日などの余暇に、自ら進んで電車の旅をしてみたい、と思うことこそ大切である、との観点から話を進めさせていただきたいと思います。



つづきを読む
豊橋駅
野田城駅
新城市
長篠城址
鳳来寺
三河大野〜湯谷温泉
三河川合旧駅舎


HOME